中学生の頃、自転車での塾帰りが23時頃だったのですが、まぁよく警察官に声を掛けられたものです。所謂、職務質問ということになるのでしょうか。
警察官の姿を見かけたら急いでライトを灯火するような中学生は声がけをされて当然なのでしょうけど、実は灯火をしていても声を掛けられていたんですよね。
『灯火する』というワードがいかにも時代を感じます。LEDオートライトどころか電池式ライトすら存在しない時代ではタイヤの回転を利用して発電するタイプのライトしかなかったのです。発電のためにペダルが重くなるのが嫌なので無灯火なんです。あの時代でも電池式くらいだったらあったのかな?知らない。
で、警察官に声を掛けられた我々は「塾帰りです!」と回答するのですが、当然盗難自転車かどうかを調べられるわけです。まぁ逆の立場なら私も声がけするでしょうね。なんか怪しいもん。
遠い昔の記憶を思い出したのは、先日の20時頃に無灯火で二人乗りの少年少女とすれ違ったのですが、その後すぐに同じ方向からやってきた警察官ともすれ違ったんです。
それこそタイミングなのでしょうが、自分の経験上「あれ?」とは思ってしまいます。ひょっとしたら警察官はダブルプレーじゃなくトリプルプレーでも狙っていたのかも知れない。